ケアマネの仕事は、おもに介護保険サービスを受ける人のために介護計画を立てることです。
介護を受ける人の症状から要介護度を調べ判断し、適切な介護サービスを立てその調整や管理をしていくので、重要かつハードな仕事です。
しかし、そのニーズは大変高く、介護保健施設やグループホーム、ケアハウスの他、市町村の介護保健課などさまざまな職場があるので、資格を取ると仕事の幅が広がります。
しかも安定した求人が全国的にあるので将来性は非常に高いといえるでしょう。
ケアマネの試験を受けるには、受験資格が必要です。
大きく分けると2つあり、既定の国家資格等を持っていること、または一定期間、相談援助業務に就いていることです。
既定の国家資格というのは介護福祉士も対象なので、「まずは介護現場で3年以上働き、介護福祉士の資格を取った後、その業務に5年以上従事したのち、キャリアアップでケアマネを取る。」という人が介護業界では多いパターンでしょう。
試験に合格した後は、都道府県が実地する、介護支援専門員実務者研修受講試験に合格し、実務者研修を修了し登録して、晴れてケアマネの交付を受けることができます。
団塊世代が75歳以上となる2025年を見据え、地域では包括的な支援・サービスが求められています。
コーディネートをする立場のケアマネはこれから先、大きな期待がかかる職種でしょう。
働きながら資格を取るのは大変なことではありますが、もっていて損はない有利な資格だといえます。
キャリアアップをお考えの方はぜひ検討してみてはいかがでしょう。